自転車保険

自動車保険ではなく、自転車保険の話です。

自転車は自動車とちがって、軽く見られがちですが、小学生が起こした事故で保護者に1億円近い請求が来た事例も、実際にはあるそうです。なので、自転車保険も入っておくほうが安心なわけですが、既に入っている保険の特約で、自転車保険があるのであれば、それに入るのが手っ取りはやいでしょう。

その場合気をつけてほしいのが、示談交渉付きにしておくこと。

大きな自転車の事故の場合、示談交渉や法廷での調停などが必要になってきますが、それは素人では難しい話。なので、示談交渉付きの自転車保険に入るのがまずは重要です。

もし、特約で自転車保険がないのであれば、クレジットカードで自転車保険付きのカードを選ぶという方法もあります。

自転車保険付きのカードは、JCBカード、三井住友カード、イオンカードの3つあります。

JCBカードの保険はトッピング保険といいます。
この保険には、「日常生活賠償プラン」と「自転車プラン」の2つのプランがあります。
「日常生活保障プラン」は本人だけでなく家族全員を補償してくれますが、「自転車プラン」のほうは家族それぞれも加入する必要があります。
保険料は、日常生活保障プラン」なら月額120円、「自転車プラン」なら、本人の場合で250円~960円です。

三井住友カードのポケット保険、通称ポケホといわれてます。
こちらの保険は、「自由設計コース」と「自転車コース」とがあります。
「自由設計コース」の場合、保険料は本人が220円、「自転車コース」の場合、保険料は本人で580円~1540円です。

最後に、イオンカードの「ネットでかんたん保険」。
「自転車プラン」や「日常生活賠償プラン」の二つのプランがあります。
イオンカードの自転車プランは、保険料によって、個人賠償保険の額が変わるので、その点は注意が必要です。保険料は、「日常生活賠償プラン」が本人加入で270円、「自転車プラン」は本人で280円~950円です。

いくつか自転車保険付きのクレジットカードを挙げましたが、この中で年会費無料なのは、イオンカードだけでした。

そう考えると、普段の買い物でポイントもつく上、年会費無料という点では、一番いいのはイオンカードのような気がします。